機械やサービスを使った高齢者(単身・認知症)見守り方法

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こんにちはやっくんです。

仕事場で認知症を患っている方の見守りが大変という話を聞いて、自分の祖母も認知症になって見守りが大変だったことを思い出しながら聞いていました。

そこで、今回機械やサービスを使った見守りについて紹介させていただきたいと思います。

認知症を患っている方以外に、遠くに住む一人暮らしの方にも有効の情報を記載します。

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高齢者見守り・緊急通報サービス(個人向け)

 独居の高齢者の日々の生活の見守り、安否確認ができ、緊急時に遠方にいる家族などに通報されるシステム。オプションで非常時の駆けつけサービス、健康相談サービス、火災監視、生活支援サービスを追加できるものもある。個人向けであるため、月額3000円前後が主流であり、携帯やタブレットのアプリの利用料月額は無料~1000円前後と安価で提供されているものが多い。

①警備会社提供の複合サービス
 家庭内センサー・カメラなどにより独居高齢者の日々の生活の見守り、安否確認ができ、緊急時に家族などに通報される総合システムで、他の機器や端末タイプ機器との組み合わせが多い。オプションで非常時の駆けつけサービス、健康相談サービス、火災監視、生活支援サービスを追加できるものもあるが、機器、サービスともに高価で、主に富裕層向けのものが多い。

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②インフラ系(電力・ガス・水道)使用状況確認サービス
 電力・ガス・水道の使用状況が遠方にいる家族などにメールで通知され、独居高齢者の日々の生活のゆるやかな見守り、安否確認ができるサービスが主流である。月額1000円程度〜と安価な価格設定のものが多い。また、マンション管理会社などの法人を対象としたB to B (to C)ビジネスモデルもみられる。

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③センサー・家電型
 家庭内にセンサー設置し、緊急通報のほか、湿度、温度などの居住環境や活動度を見守る。冷蔵庫など家電に設置されたセンサー、無線機器内蔵ポット、カメラ内蔵見守りロボットなど家庭内に設置されるセンサーは多様化が進んでいる。利用料は月額3000円前後が主流である。また、シャープ株式会社がトライアルで提供しているテレビ見守りサービスのように地域密着型のB to G(to C)ビジネスモデルの試みもみられる。

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高齢者見守り・緊急通報サービス(施設向け)

 施設においては、主に施設内の入居者の夜間の見守りを目的とした、体動の異常を感知できるセンサー機器(コールマット、ベッドサイドコール等)やセンサー内蔵ベッド等を活用した見守りシステムが利用されている。また、玄関、壁、トイレ、ドア等に監視カメラやセンサーを設置し異常があれば介護者に通知するシステムなどもある。オプションにより価格は変動するが、全体的に高額であり、多機能で安価なウェアラブル機器の利用が期待されている。

①離床センサー
施設内に設置し、離床や体動の異常を感知できるセンサー機器(コールマット、サイドコール等)やセンサー内蔵ベッド等、高齢者や介護者が夜間でも安心できる見守りシステムが使用されている。呼吸数の検知により、異常の早期発見が可能であるものもある。離床センサーマットは、マットの狭い範囲でしか使えないため、最近では赤外線やカメラなどと組み合わせたサービスが提供されている。

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②施設設置型センサー
 施設内の玄関、壁、トイレ、ドア等に設置し、緊急通報のほか、湿度、温度などの居住環境や活動度を見守るものもある。カメラからの画像で顔認証を行い、人物を特定、異常の場合は警告音とアラートを鳴らして介護者に通知し、不審者の侵入防止や徘徊防止などに役立つシステムもある。また、スピーカーが高齢者に話しかける機能を備えた機器もある。これら施設設置型センサー機器による見守りシステムは、センサーが設置された限られた範囲でしか利用できないため、施設の広範囲をカバーしようとするとシステム構築費が高額になる。

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認知症高齢者(徘徊)の見守り

 高齢者自身が身に着けることができるペンダントや靴に内蔵されたGPSにより位置情報確認・緊急通報できるものが中心である。また、ベッド付近に設置されたセンサー機器によって認知症の方の転倒事故を未然に検知するものもある。機器の価格は安価なもので900円程度から、高額なもので約4万円と幅広い。また、位置情報確認サービスなどは月額1600円程度から提供されている。

①GPS内蔵ウェアラブル機器
 GPSを組み込み、位置情報を確認できる機器の貸出は多くの自治体で行っている。GPSを組み込んだ機器の形態には、携帯電話型、靴、お守り、衣服、ペンダント、腕時計型などがある。中には5分おきの足取り(移動軌跡)を確認できるものもある。携帯電話型はアプリ利用料のみであるため利用料は安価であるが、靴型や腕時計型機器は購入すると4万円を超えるものもある。

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高齢者見守り・認知症(予防・早期発見)対策

 安否確認や異常検知が目的の見守りでなく、日々の生活状況をモニタリングし、認知症の予防や早期発見に役立てるサービスの提供が始まっている。

①ウェアラブル機器
 認知症診断に用いられる脳内アミロイドβ蓄積量と、認知機能検査情報の認知症関連データを収集し、認知症の予防・早期発見を可能とするリストバンド型のウェアラブル機器が開発されている。ウェアラブルは導入が容易であることが多いため、今後のニーズの高まりに伴い、更なる低価格化、多機能化が期待できる。

②オペレーター電話などを使った見守りサービスとITの組み合わせ
 宅急便や郵便、新聞や食事宅配の配達員の訪問、金融機関、その他協力団体の日々の声掛けや、オペレーターのTV電話による会話などITを活用していない既存のコミュニケーションによる早期に高齢者の異変を察知できる見守りサービスは、地方自治体の取り組みを中心に普及している。最近では、電話オペレーターとコミュニケーションロボットを組み合わせたサービスの実証も進められている。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ずっと見守ることが難しく、いつかは自分にも疲れが出てしまいます。

少しでも自分の負担を軽減するために、様々な見守りをする手段が出てきています。

機械やサービスを使って、大切なご家族様やご利用者様を守る方法を検討してみてください。

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