薄々は気づいていましたが、自分は周囲の人と比べて「何やらせても遅いな」や「要領が悪いな」と感じることがあり、生きていました。
そう・・・不器用なんだと。。性格や生まれた環境もあるので、仕方ないかもしれないですが、色々失敗や辛いこともありました。
ただ不器用でも考え方や行動1つで、今置かれている環境は変わりますので、是非とも参考にしていただければと思います。
目次
①不器用の特徴や原因
●特徴●
・何をやらせても遅い ・容量が悪い ・細かい作業が苦手 ・人より上達が遅い
・中間がない(0か100のいずれか) ・口下手で自分を出すのが苦手 ・心が折れやすい
あくまでも私自身ですが、「自分は不器用かもしれない」と感じている方は少なからず、いずれかの特徴は共感していただけるはずです。
何故自分は不器用なのだろうと考えてもみました。
●原因●
・理解するのに時間がかかってしまう
基礎や内容を理解出来れば、すっと出来ると思うのですが、まず理解するのに時間がかかってしまうことが多いのではないでしょうか。
細かい作業も脳で考えてするものになるので、どうしても時間がかかってしまう。
この問題に関しては、いきなり理解力を上げるのは難しいので、時間はかかってしまうことは仕方ないことだと考えを変えましょう。
ただ、文字で理解をするのが苦手な方だと思うので、自分の脳内でイメージ図が作れるようになれば、少しずつ理解が早まると思います。
仕事やスポーツ、勉強などこれかもその基礎が必要であるならば、基礎をしっかりしとかないと応用がきかなくなるので、自分の中で落とし込むことは必要だと思います。
・口下手
性格や生まれ育った環境もあるかもしれませんが、自分の思っていることを他者に伝えきれていない、遠慮して言えないなど、自分が上手く出せないことはないでしょうか。
言わなくても表情や態度、長年付き合っているから行動で分かるはずと思いがちですが、相手はあなたじゃないので100%分からず、誤解を生むことは多いと思います。
ここは自分の思いや考えていることはしっかり口に出しましょう。また表情も入れることでより相手に伝わると思います。1つ1つの言葉を伝えるのは大事です!!
・考え方に中間がない
白か黒で物事を判断する、1つの物事に対してすべてやるか、まったくやらないかのいずれかになる、選択肢はイエスかノーのいずれかになるなど、考え方に真ん中がない頭の固い傾向が見られます。
考え方が合う方が多ければ良いのですが、なかなか思うようにはいきません(´;ω;`)
その場合ですが、他の人の話を聞いてこんな考え方もあるんだなと新しい価値観に触れた中で、再度自分の価値観と照らし合わせてみても良いと思います。
ただ・・・自分の考え方は否定したり捨てないでくださいね!!
②苦労からの乗り越え方
●苦労すること●
不器用で最も苦労したのは、他の人と比べて成長や上達するのが遅いことです。
他人がすぐに出来ることを自分はなかなか出来なかったり、上手く立ち回りが出来ないことでした。
要領や上手くなるポイントを掴むのが遅かったり、いつでも全力でしないといけないので、少し休憩をいれるとサボっていると思われしまいがちだと思われていました。
その状況を周囲は見ているので、怒られることが多かったり、相手から見下されてしまうことも多々ありました。
人よりも早く上達をしよう、誰よりも上手く立ち回ろうと思えば思うほど全く逆効果になってしまう状況を生み出すこともたたあり、自分が嫌になってしまうこともありました。
●乗り越え方●
・自分を素直に認める
「自分は何をやっても駄目だ」とマイナスな気持ちになっていませんか。
どうしても自分に対してやるせない気持ちや怒りや悲しみの気持ちが出てしまうのは仕方ないかもしれないですが、それも自分なのです。
自分の弱い所は素直に認めることも大切なことです。
素直に認めれるようになると、自分の気持ちも楽になりますし、もっと強みを作らないといけないと感じるようになります。
黙っていたり、自身の中で封じ込めることは自分を追い込んでしまう状況になります。
・他者と比べない
出来ない自分と出来る相手をどうしても比べてしまう、それも人間なので仕方ありません。
ただ比べてしまうと余計に焦りを感じてしまいます。
「なぜ自分だけ出来ないのだろう(上手くいかないのだろう)・・・」自分がダメなやつなのかとマイナスに考えてしまうこともあるかもしれません。
上手くできているポイントなどを盗むために自分と比べるのは良いですが、それが出来るのはある程度自分自身を受け入れてからの話になります。
まずは自分のペースで進めてみることをお勧めします。
・辛かったら泣いても良いんだよ
しんどくなってもぐっと我慢する、男は泣かないなど、初めは私も思っていました。
この不器用な自分にどれだけ嫌だったか、自分自身の問題だっただけにどうしようもない感がありましたが、同じような人と出会って一緒に行動するようになってから感情を出しても良いのだと思いました。
印象的だったのが、「表情や行動で楽しいか辛いのかが分かるから黙っているより素直に感情を伝えた方が良いよ」という言葉に、すっと楽になりました。
嬉しい時は喜ぶ、辛い時や感動したときは泣く、許せないと思ったら怒る
当たり前のことかもしれないですが、人より劣等感を抱えていると「相手にこれ以上迷惑をかけてもなぁ・・」と隠してしまいがちですが、しっかり自分の感情表現をするのは大事です。
・コツコツ方を目指す
相手より上達が遅いタイプなので、最終は出来るようにコツコツ積み重ねてしていくことが必要になります。
ただ出来ませんと投げてしまうと、それはそれで相手からも見放されてしまう状況にもなってしまいます。
最初からすぐに出来ないので、コツコツ地道にしていくしかありません。
その地道なことをしている姿は誰かが見てくれています。
ウサギとカメの物語でいうと完全にカメ側なのです。
1つ1つ地道に積み重ねたことは、けして無駄にはならず、いつかは自分の自信へと変わります。
大丈夫です。そんなコツコツ努力しているあなたを味方してくれる人は必ず現れます。
・自分の支えとなる言葉や経験を作ろう
不器用な私は自分自身に自信をもてなくなり、心が折れてしまう傾向が高く、自分が嫌になってしまうことが多々あります。
そんな時に自分を支えてくれる言葉や経験があれば、ふりかえり自分自身を再び奮い立たせることができます。
まず言葉探しですが、色々な人と話をしてその人の大切にしていることを聞いてみることや漫画やドラマなどでいいなという言葉を得ることが出来ます。
人の話では、私は仕事柄災害ボランティアセンターをして出会った方の話がとても印象的でした。
しかも同業者じゃなく、全く福祉以外の仕事をしている方でした。
できる時に できる人が できる事をする
今も私の中で大切にしている言葉の1つです。
また最近では漫画やドラマを通じて、自分を元気にする言葉を得ることもあります。
漫画では、今人気の鬼滅の刃。特に無限列車編の煉獄さんの「心を燃やせ」
この言葉を職場パソコンのデスクトップに張り付けているぐらいの支えの言葉になっています。
ドラマではドラゴン桜が大変印象的な言葉が多いです。
不器用で自分に劣等感があるため、桜木先生の言葉はぐさぐさ刺さります(笑)
漫画もドラマもストーリーがあってですが、こういう所でも自分の支えとなる言葉を得ることは出来ます。
次に経験ですが、やはり一番は自分がした成功事例だと思います。
成功事例って一般的には会社に貢献したやスポーツで大会に優勝したというイメージが多いですが、
私の成功事例は「●●をしたことで●●さんが笑顔になった」といったものです。
福祉の仕事をしているのもありますが、直接誰かの笑顔を見れたらやってよかったと思っています。
以前デイサービスに勤務していた時に、自分の企画で初めて施設内で夏祭りをしましたが、予算の面や運営の仕方で色々言われることもありました。
しかし、それ以上に多くの利用者さんや家族さん、スタッフが楽しそうな表情を見て、して良かったという思いがありました。
それぞれの価値観で良かった悪かったなどの評価はバラバラだと思いますが、自分が良かったと思うことは少なからず成功したということではないでしょうか。
仕事が遅く怒られたやスポーツでライバルに越されたなど、辛い思いをしがちですが、自分の支えをもつことで、諦めないことが大事です。
●まとめ●
不器用な自分でも付き合い方を知ることで、昨日の自分より明日の自分が好きになれ、日常生活が楽しく過ごせることになります。
人にはそれぞれ持ち味があるので、マイナス面ばかり目に向けるのではなく、自分の良い所にも目を向けてみましょう。
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