人間関係で辛い(しんどい)時の対処方法

福祉現場の方にお勧め その他
スポンサーリンク

生活をしていく中で、「最近やる気が出ないな」や「体が思うように動かないな」と感じる時ってありますよね。

その辛さやしんどさの多くは、人間関係からくるものか、自分の思い(理想と現実のギャップ)からが多いのではないかと思います。

福祉の仕事をしている私も、人と関わることが多いので、「●●さんと上手くいかないな」や「今、自分が話したことが、●●さんを不快にさせてしまったのではないか」と心配することが多々あります。

今回本記事は、人間関係から辛い(しんどい)と感じた時に、どう対処して、少しでも辛さやしんどさを軽減するかをまとめてみました。

●人間関係からくる辛さやしんどさの原因

まず、なぜ人間関係で辛い(しんどい)のかの原因を知る必要があります。

人それぞれ原因が違うかもしれませんが、私は以下の点から人間関係からくる辛さやストレスの原因になっていたのかなと思います。

誰からも嫌われないようにと気を遣う(本当の自分を出せない)

自分と考えが全く合わず、話が出来ない

上下関係が厳しい

他者の言動や行動に敏感になっている

この状況がいつまで続くと、本当に心身ともに疲れてしまい、自分の良さがなくなってしまったり

家族や友人などに心配をかけるなど、取り返しがつかないことにも繋がってしまいます。

同じような理由で辛いやしんどくなっている方の気持ちが痛いほど、理解できます。

●辛さやしんどさを軽減する対処法

状況を変える一番の方法は、相手に変わってもらうより自分が変わることです。

考え方や行動を変えることで、自分自身も楽になったり、相手から歩み寄ってくれることもあります。

私もしんどくなった時に本やインターネットで状況打破の方法を調べていましたが、明日から考え方を正反対にするものが多く、いきなり変えるのは難しかったです。

そこで、私自身の経験を踏まえながら、少しずつ自分を変える方法を紹介させてください。

①本当に自分のことを好きになってもらうのは少数で良い

私もどちらかというと人から嫌われたくないという気持ちが強い方だったので、少しでも陰で何か言われていたり、態度に出されると気にして悩むタイプでした。

その状況を変えるためには、人からどう思われようと気にしないようにするのが良いとは思いますが、ありのままの自分を受け止めてくれる方を大切にしていけば、心の負担は軽減できると思います。

プライベートや仕事など、自身が活動しているそれぞれの場所で、自分を大切にしてくれている人が少しでもいれば、一人じゃないので、前を向いて行動できるようになりました。

②苦手な方の良い所を探す

苦手な方になると、どうしても嫌な所ばかりが見えてしまいますがちになります。

福祉の現場にいた頃、職員の行動や言動1つ1つに怒る利用者さんや自分と考えが全くあわず全部否定してくる上司など、人と接するのがしんどいなという時期が多々ありました(今もたまにありますね・・・)

そうすると徐々に自分自身もその方の疎遠になってしまうので、介助が出来なくなったり、話さなくなるなど、周囲の雰囲気はピリピリする状況を生み出してしまう恐れもあります。

そうなったときに相手の良い所を探し始めます。

毎回怒る利用者さんの場合、「またはじまったよ・・」という接するのではなく、どんな内容で怒っているのかを聞く中で、

内容によってもしかして自分または相手のことを思って怒るのではないかと考えを変換すると、実は他者を思いやれる人ではないかと感じ、その方のことをもっと知りたいから話しかける回数が増えるようになりました。

話をする機会が増えることで、その方の良い所を見つけることが多く出来る為、怒っていてもあまり気にならなくなることが増え、心のしんどさがなくなりました。

また上司の場合も自分とは意見があわず話す機会が少なくなっても、他者と接する姿を見る中で、

良い所を発見して、相手の良いなという所を直接伝えてみたり、

相手の土俵に飛び込んでみると、相手も徐々に自分を認めてくれるようになりました。

否定から入らず肯定を探すのが大切だなと感じています。

③苦手な方と接するのが上手い方に対応をしてもらう

②をしてもどうしても難しい・・・。人間なのでそれも仕方ないかなと思います。

その場合、相手を頼ることが大切になってきます。

特に仕事になると全部相手に頼るのは難しく、自分で対応をしないといけないこともありますが、出来るだけ苦手な方と接する機会を減らすことで、自分のしんどさを軽減してください。

逆に相手の苦手な方が、自分にとって苦じゃない方については積極的に助けてあげてください。

④自分を好きになる(自信をもつ)

何か悩んでいる時にどうしても「自分の●●が悪いのかな」など、自分を否定したり、自信をもてなくなります。

ネガティブな気持ちは心だけに抑えることが出来ず、行動にも出てしまい、今までしていなかった失敗もしてしまうなど、泣き面に蜂状況になってしまいます。

こういうときこそ、自分を好きになったり、自信をもつことでポジティブな気持ちになることが必要です。

ポジティブな気持ちになれる一番の方法は、他者から認めてもらったりほめてもらうことが何よりの薬となりますが、

自分で自分の良い所を褒めるのも1つの方法です。

今まで●●の結果をだした自分はすごいや数年嫌な人がいても仕事に行っていた自分はすごいなど、今出来ていることや過去に出来たことを探してみてください

★上記の行動や考え方をしても難しいあなたへ★

よく頑張ったと思います。そこまで出来たらもう十分です。

心身ともに壊れそう、もうどうにもならないと感じたら、環境をかえましょう

生きることが大切です!!せっかくもらった人生を無駄にしてはいけません。

環境をかえる不安もありますが、環境を変えることで新しい自分に会えるチャンスもあります。

立ち向かう勇気も必要ですが、同じぐらいに環境を変える勇気も必要です

まとめ

人は誰かと一緒でないと生きていけません。生きていく中で、自分と気の合う人や気の合わない人と色々な方と出会いますが、自分自身がしんどくならないような接し方を探してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました