こんにちはヤックンです。
今回は社協職員に必要な能力や素質について紹介します。
社会福祉協議会職員は、地域住民の福祉の向上を目指し、多岐にわたる業務を担当します。求められる資質や能力は幅広いですが、特に以下の点が重要です。
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社協職員に必要な能力と素質について
1. 高い倫理観と使命感
社会福祉協議会は、公的な役割を担う民間法人です。職員には、高い倫理観と使命感を持って、利用者の方の利益を第一に考え、公正かつ誠実に職務を遂行することが求められます。
社会福祉士という専門職に求められる倫理観以外に、ひとりの人として相手のことを尊重できるか思いやりを持つことが出来るのかが大切です。福祉は対人関係の仕事が多いですからね。
さらに使命感(責任や業務に対する想い)も大切です。社協に努めて10年になりますが、ただ一日を過ごすとなると正直しんどい仕事です。
2. コミュニケーション能力
前回のブログにも記載しましたが、大切な能力です。
社協で働くと様々な方と関わることが多いので、利用者の方や関係機関等と円滑なコミュニケーションを図る能力は必須です。
そのコミュニケーションをする中で、相手の立場や気持ちに寄り添い、わかりやすく丁寧な言葉遣いで接することが重要です。
本当に印象が大切な仕事です(^^)
3. 地域福祉に関する知識
社会福祉に関する幅広い知識を身につける必要があります。介護保険制度、障害者福祉制度、生活保護制度など、様々な制度に関する理解を深め、利用者の方々に適切な情報を提供できるよう努めなければなりません。
社協を知る方の多くは高齢者の方で、社協に聞いたら福祉関係の事は分かるだろうと思われているため、問い合わせが多いです。
相手の困りごとに対して、どこに相談をしたら良いのかといったことは最低限知っておく必要があります。
4. 協働力
社会福祉協議会は、行政機関や民間事業者、地域住民等と連携して、地域福祉の推進に取り組んでいます。関係者と協働して、課題解決に取り組むことができる協働力が求められます。
様々な所と手を組むことで、はじめて地域の課題解決に取り組むことが出来ます。
また時に中心となって、司会者のような役割を求められるのも社協職員の仕事です。それぞれの機関や人が得意な所を理解して、どのように協働をしていくかを考えるのも大切です。
5. 柔軟性
社会福祉のニーズは複雑かつ多様化しており、常に変化しています。新しい知識や情報を積極的に学び、変化に対応できる柔軟性が求められます。
年々時代が変わるスピードが速くなっているため、住民の方が今何を求めているのかを考えて取り組みを検討することが大切です。
社協の半官半民という特性を活かす上には、柔軟な考えが大切です(^^)/
6. 問題解決能力
利用者の方々が抱える問題は、複雑で困難な場合も多いです。
論理的に考え、関係者と協力しながら、問題解決に向けて取り組む能力が求められます。
難しい問題を相談されることが多いことや相手の悩みというナイーブな点もあるため、どのように話をもっていき、社協職員として出来る所は何かを考えながら、問題解決をしていくことが大切です。
7. 傾聴力
利用者の方の話をじっくりと傾聴し、共感する力は、信頼関係を築くために欠かせません。
これは社協職員というより、福祉関係の仕事(特に相談員)は必要な能力ですね(^^
8. 主体性
与えられた仕事を待つのではなく、自ら課題を見つけ、解決に向けて行動できる主体性が求められます。
特に社協の仕事は、例年通りを繰り返ししていると住民の方から「時代遅れでは・・」と思われることが増えてきました。そのため、自分で考えて動くことが大切です。
考えて動くのは、簡単なようで難しいですが、これが出来るようになると少しだけ仕事が楽しくなるのではないかなと思います。それに社協でなくても、主体性を持って仕事をする人材は、どこも欲しい人材だと思います。
9. 情報収集能力
常に最新の福祉に関する情報収集を行い、知識をアップデートする能力が求められます。
10. パソコンスキル
事務処理や情報管理等にパソコンスキルが必要となります。
11.その他
上記以外にも、チームワークや責任感、向上心など、様々な資質が求められます。
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社会福祉協議会職員の仕事内容
社会福祉協議会職員の仕事内容は、多岐にわたります。主な仕事内容は以下の通りです。
- 相談支援:生活困窮や虐待、高齢化、障害など、様々な問題を抱える利用者の方からの相談を受け、適切な支援につなげる
- 地域福祉活動の企画・運営:地域住民のニーズに合わせた福祉活動の企画・運営を行う
- ボランティア活動の支援:ボランティアの募集・育成・活動支援を行う
- 関係機関との連携:行政機関や民間事業者、地域住民等と連携し、地域福祉の推進に取り組む
- 広報活動:社会福祉に関する情報を住民に提供する
- 事務処理:会議の資料作成、会計処理、各種書類の作成など
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社会福祉協議会職員になるための方法
社会福祉協議会職員になるには、社会福祉協議会主催の職員採用試験に合格する必要があります。
・社会福祉協議会主催の職員採用試験
社会福祉協議会主催の職員採用試験では、筆記試験と面接試験があります。筆記試験では、教養試験と専門試験に加え、作文試験などがある場合もあります。面接試験では、志望動機やコミュニケーション能力などが問われます。
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・その他
社会福祉系の大学で社会福祉士や介護福祉士などの資格を取得してから就職する場合もあります。社協によっては事業所を運営している所があるので、介護福祉士の採用もあるようです。
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まとめ
社会福祉協議会職員は、地域住民の福祉の向上に貢献できるやりがいのある仕事です。高い倫理観と使命感、そして様々な資質を備え、地域福祉の発展に向けて尽力することが求められます。
社会福祉協議会職員の仕事に興味がある方は、ぜひ積極的に情報収集を行い、必要な資格取得や試験対策に取り組んでください。
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